ぷりゅすの休日 | だいじょうぶ。よくないことはすぐ終わるから。

3 神話 

ちいさな魂と太陽 3  the little soul and the sun


「いないんだよ!」



神さまはくりかえしました



「わたしが創ったものは、すべてが完璧だ  わたしが創造した魂はみんな

きみと同じように完璧なんだよ 見まわしてごらん」


そういわれて ちいさな魂は

大勢の魂にとりかこまれているのに気づきました



ちいさな魂が神さまと『ふつうではない対話』をしている

そうきいた魂たちは どんなことを話しているのか知りたくて

はるばる遠くから それも神さまの王国のあらゆる所から やってきたのです


無数の魂たちが集まっているのを見て

ちいさな魂も、うなずかずにはいられませんでした

どの魂もそれぞれに素晴らしく みごとで  ちいさな魂とおなじように完璧でした


そんな素晴らしい光の魂たちが集まっているのですから

それはそれは明るくて 目もくらむばかりでした


「ほらね 誰を『ゆるし』たらいいだろう?」


神さまはいいました


「そんなの困りますよ!」


ちいさな魂は不満でした



「ぼくは『ゆるす』という特別を体験したかったのに

それがどんな感じか、知りたかったのに」



そのとき ちいさな魂は  これが『悲しみ』というものなのかな と思いました



すると 集まった魂たちのなかから 『友情あふれる魂』が 進み出ました


「心配しなくていいわ ちいさな魂さん」


友情あふれる魂はいいました


「わたしが助けてあげる」


「きみが?」


ちいさな魂は、ぱっと顔をかがやかせました


「でも、きみになにができるかなあ?」



「なにか あなたに『ゆるされる』ことをしてあげるわ」


「そんなことできるの?」


「できますとも!」


友情あふれる魂は、明るい声で叫びました




「次の人生であなたと出会って  何かあなたに『ゆるされる』ことをすればいいのよ」


「でもどうして? どうして そんなことをしてくれるの?」


ちいさな魂はたずねました。


「だってきみはそんなに完璧な存在なのに!

きみの振動がとっても速くて、明るく輝いているので まぶしくて見ていられないくらいだよ!


それなにに、その振動を遅くして 明るい光を重たい闇にかえてしまうなんて

どうして そんなことをしようと思うの?


きみは星のあいだで かるがると踊り  神さまの王国を 思考とおなじ速さで飛びまわっている

そのきみが つぎの人生で僕と出会い 重くなって悪いことをしてくれるなんて どうして?」


「かんたんだわ」


友情あふれる魂は答えました



「あなたを愛しているから」



ちいさな魂はそれをきいて びっくりぎょうてんしたようでした


「そんなに驚かなくてもいいのに」


友情あふれる魂はいいました


「あなただって、おなじことをしてくれたのよ 忘れた?

わたしたちは何度もなんども いっしょに踊ったじゃないの

永劫のときをこえ あらゆる時代をこえて わたしたちはいっしょに踊ったわ


あらゆる時、あらゆる場所で 一緒に遊んだわ

あなたが覚えていないだけ




だってわたしたちはどちらも 『すべてであるもの』だもの



わたしたちは上昇であり下降、左であり右なの

ここでありあそこ 今であり昔なのよ

男性であり女性 善であり悪

そして被害者であり、加害者なんだわ


だから、わたしたちはこれまでも数えきれないくらい出会ってきた

そして 相手がほんとうの自分を表現し 

体験するための完璧なチャンスを与えあってきたの」


「だからね」


友情あふれる魂は続けました


「あなたのつぎの人生では、わたしが『わるいひと』になるわ  そして もっともひどいことをする

そうしたら あなたは 『ゆるす』ということを体験できるのよ」


「でも、どんなことをするの?」


ちいさな魂は、すこし落ち着かない気持ちになりました


「どんなひどいことなんだろうなあ?」


「そうねえ」


友情あふれる魂は、目をキラキラさせて答えました


「なにか考えましょうよ」


それから 友情あふれる魂は ちょっと真剣な表情になって  しずかな声でいいました


「あなたのいうとおりだわ」


「なにが?」


ちいさな魂はたずねました


「わたしは振動を遅くして重くなり  『それほどすてきではないもの』にならなくちゃいけない

自分とはぜんぜんちがうもののふりをするの

だからひとつだけ

お返しにおねがいしたいことがあるんだけど・・・」


友情あふれる魂はいいました


「なんでもきくよ、なんだって!」


ちいさな魂はさけんで、歌ったり踊ったりしはじめました


「ぼくはゆるせる ぼくはゆるせるんだ!」


ところが友情あふれる魂のほうは ひっそりと、とても静かなのです


「どうしたの?」


ちいさな魂はききました


「ぼくはなにをしてあげればいいの?

ぼくを助けてくれるなんて、きみはほんとうにすてきな天使だね」


「もちろん、この友情あふれる魂は天使だよ!」


神さまが口をはさみました


「だれでもみんな天使なんだ! それをいつも忘れないように

わたしはきみたちのところへ

天使のほかには、なにも送ってはいないのだからね」


そこで ちいさな魂は


ますます友情あふれる魂の願いを叶えてあげたいと思いました


「ね、ぼくは、なにをしてあげればいいの?」


「わたしがあなたを攻撃し 打ちのめしたとき  思いつくかぎりのひどいことをしたとき

そのときに・・・」


友情あふれる魂は 口ごもりました


「うん そのときに?」


ちいさな魂は 待ちきれなくなっていいました


「そのときに・・・?」


「ほんとうのわたしを 覚えていてほしいの」


「覚えているとも!」


ちいさな魂は叫びました


「約束するよ!いつも、いつまでも 今ここにいるきみを覚えているって」


「よかった」


友情あふれる魂はいいました。


「だってね、自分ではないもののふりをするのは いったん ほんとうの自分を忘れなくてはならないのよ


あなたが本当のわたしを覚えていなかったら  わたしも思い出せなくなるかもしれない


わたしが本当の自分を思い出せなかったら  あなたまでほんとうの自分を忘れてしまい


ふたりとも迷子になってしまうわ


そうしたら だれか別の魂がやってきて


ほんとうのわたしたちを思い出させてくれるまで  迷っていかなければならないでしょう」


「だいじょうぶ 忘れないよ!」


ちいさな魂はもういちど約束しました


「きみのことは、けっして忘れない! 贈りものをいつまでも感謝するよ

ほんとうのぼくを体験するチャンスという贈りものをくれて  ほんとうにありがとう」


こうして約束ができました


ちいさな魂は 勇んで新しい人生に向かいました

光であること、特別であることに胸をおどらせ

『ゆるす』という特別なことを体験しようと ワクワクさせながら


ちいさな魂は『ゆるしてあげる』という体験をしました

その機会を与えてくれるすべての魂と出会い その魂が喜びや悲しみをもたらしたとき

とくに悲しみをもたらした時こそ いつも神さまの言葉を思い出すのでした



「いつでも覚えているんだよ」

神さまは、ほほえみながら言ったのです





「わたしはきみたちのところへ 天使のほかには 何も送ってはいない」

littlesoul2.jpg


"Always remember," God had smiled, "I have sent you nothing but angels."



おわり




                                           ありがとね∈^0^∋


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