ベーシックインカム01 | ぷりゅすの休日

ベーシックインカム01



2017年1月 フィンランドが2000人の失業者に対してベーシックインカム

月560ユーロ〔約74000円〕を支払うっていう国家レベル実験を始めました

全ての人に無条件で一定額を支給するって究極のバラマキ福祉行政で

凄くいい制度の様な気もするけれど 食うために仕事をしなくていいなら

何を生きがいにすればいいんだろうね!

緑のたぬき いや希望の党の代表もそんなこと言っていたけどね


ところで 技術革新っていうのはある種の産業を消滅させます

蒸気機関車の発明で馬車屋や馬具屋は仕事を失いました

エネルギーが石油ベースになれば石炭産業は壊滅的な打撃を受ける

何度も繰り返されたことだけれど 今差し迫っているAIによる

大量失業の発生はそれとは少し事情が違います

予測では AIの導入によって 雇用の30%が消滅するとも言われています

ただ それが極めて広範囲で同時的に起きる!

それだけの労働者をいきなり路頭に迷わせる訳にはいきません

別の職種への転換のために再教育しても それなりの時間はかかるし

その間の生活支援は行政が引き受けるしかない

しなければ社会が大混乱に陥るからです

〔AIに取って代わられるような業種に就職したのは自己責任だ〕って言って

かつての炭鉱労働者とか自動車メーカーの労働者に対してしたような冷酷な切り捨て対策も

これだけの規模になると適応できません

してもいいけれど 生活保護制度が破綻し 消費は冷え込み 株は暴落 政府のガバナンス

〔統治能力〕は低下して 治安は悪化・・・

っていう末期的な展開が確実に予測される以上 いくら強欲なウォール街のビジネスマンと言えども

今度ばかりは〔国が税金を投じても失業者を救うべきだって〕

そうしないとアメリカ経済が終わり 自分たち自身が路頭に迷うかもしれないから って言い出した

まさかアメリカのエコノミストたちがベーシックインカムについて真剣に論議する日が

来るなんて思ってもいませんでした

科学技術の進歩が資本主義経済の基盤を破壊しかねない規模の大量失業を

もたらすとは数年前までは多分誰も想像していなかった


つづく