3 僕は西洋はもっと成熟したとこだと思っていた | ぷりゅすの休日

3 僕は西洋はもっと成熟したとこだと思っていた



グローバリズムの崩壊の危機


当時の日本は

百万石の大藩もあるし 五千石の小藩もある

でもそこは同格の国だった

小さくても領主が居て 家老が居て武芸指南役がいて

藩校があって 能や茶の宗匠もいた

一国の統治者っていう意識を持って

政治に関わって居た人が同時に三百人いた

幕末に 四賢侯って呼ばれる藩主達が居て

四人共すぐに将軍に代わって日本を統治できるだけの

実力見識があった

だからこそ 明治維新後に短期間で近代化することが出来た

今の日本には コミューンや藩のようなしっかりした

自治単位がなく 権限は中央政府に集中している

だから 中央でどれほど失策が続いていても

変わる人が居ないっていう理由で30%の国民が

内閣を支持している

でも 変わる人が居ないっていうのは

制度設計が間違っているということです

統治システムの安定を配慮するなら

変わる人が次々出てきて困らないように

統治システムは設計されるべきだからです


アメリカの50州政府は連邦政府に対して

強い独立性を持っています

だから州ごとに法律が違い 税制が違い 教育制度が違う

先般 カリフォルニア州がトランプ政権に反対して

独立しようとか カナダと合弁したらどうかっていう意見さえ有りました

地方自治体っていうのは中央政府に対して強い独立性を持つべきだと思う

その国の多様性を担保して国を活性化するからだね

でも その目的は何よりも 公共に対する信認を育てることです

周りの人たちを 同胞って感じる事ができて その人たちの為だったら

身銭を切ってもいいよ って思えるような

そういう手触りの暖かい共同体はどうやったら立ち上げることが出来るのか

この問いが いまほど切実になったことはありませんね







GQ JAPAN グローバリズムの崩壊の危機よりコラージュ