Bitter sweet memories | ぷりゅすの休日
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Bitter sweet memories

新興国でお下りが迷惑がられている



古着リサイクルシステムはすでに崩壊していた

新興国でお下りが迷惑がられている

ファストファッションが台頭し

僕らの服を買い換えるサイクルは早くなった

その一方で 今まで先進国が古着を送っていた

新興国で 使い古した布は 見向きもされなくなってきているという

この変化に一番敏感なのは

インドのパニパットで古着を毛糸やブランケットに

リサイクルする おおよそ200社の企業だ

主に作られているのは 中古の毛糸製品から作られる

ショディという布で 生産量の大半は 災害救助時に使用する

ブランケットの材料となっていた

ビジネスとしては順調で 2010年代前半は緊急ブランケット市場の

約9割を占めていた

でも2000年前半から中国資本が参入し パニパット工場よりも

何倍もの数のブランケットを製造できる最新鋭の機械を取り入れ

色のバリエーションも増やした

新品のフリースが定価2ドル50セントで

リサイクル品のブランケットが2ドルで売られている

その差はわずか

次から次へとやってくる古着の洪水に対処できないだろう

服の製造量は世界中で倍増した

古着の数が増えているにも関わらず それを受け止める市場が

縮小しているのだ

例は悪いけれど 災害復興の過程で必要なものは

その進捗により変わってくる

衣食住が足りてきた新興国も選べない寄付によるお下りより

ファストファッションによる価格の低下で自分好みの

着こなしを楽しむようにステージが変化してきている

アパレル産業は飛行機や海洋船舶よりも

無駄な服の焼却により 温室効果ガスを多く排出している

リサイクル産業が崩壊すればその量はさらに増える

長期的に見れば 大切なのは消費者の意識を

安さ から 質 に戻し きちんとその費用をもらうことが重要だ

今は新しい時代を織り上げていくしかないのだから





堪忍袋2


安倍政権への 怒り は霞が関の官僚からもやって来ました

内閣人事局に官僚人事を握られ 

官邸におもねる役人が抜擢され

苦言諫言を呈する役人は左遷されるということが5年続いて

官僚は おべっか使い ばかりになったように見えました

森友学園問題は内政とも外交とも全く何の関係もありません

例えば法案についてであれば 多少反対や抵抗があっても

国民は政府を批判しているけれど 

この政策は長期的には国益を有するのだ

という正当化が可能でした

でも 森友学園事件には正当性の根拠が何もない

あるとすれば 財務省は籠池氏の教育理念に破格の公的支援を

与えることが国益に資すると判断した

っていう正当化の仕方しかない

さすがの財務省も口が裂けてもそれは言えません

自分たちがしたことを正当化するロジックが何もない

これは前代未聞の論理的窮地です

財務省はそこに追い詰められました

日本で一番頭がいいと って思っている税務官僚たちにとっては

耐え難い屈辱でしょう

その恨みはやがて そんな立場に追い込んだ 官邸の非道

向けられるようになる

官邸に対するこの恨みは自民党の政治家たちが思っているより

ずっと深い

先日来 文科省からも厚生省からも その都度内閣の言い分を

覆すような リーク が続きました

これは官邸に対する官僚たちの抵抗だと思います

今はまだ散発的ですが いずれ組織的なものになると予測されます






堪忍袋



どれほど権勢を誇る政治家でもいつかは衰運の秋 を迎える

安倍政権も最終的には政策的失敗っていうより

その態度の悪さ で国民的な指示を失ったと思う

今の政権の国民の怒りは個別的な出来事に対してというものより

それを取り扱う 時の政治家や官僚たちの

態度の悪さ に対するものだと思います

なかなか こちらの立場や言い分を先方にわかってもらえない時

普通  情理を尽くして語る っていうことをします

できる限り わかりやすく 理論的で 筋の通った話をしようとする

でも 今の政権周りの人たちはこの まことにわかりにくい話

を国民にわかってもらえなければならない立場にありながら

情理を尽くして語る っていう態度をとっていない

ひどく無愛想で無作法な態度に終始し

説明の手間を惜しみ 前後のつじつまの合わない話を

平然と垂れ流している


それは そういう態度を とっても 誰からも叱責されない

誰からも処罰されない と思っているからです

確かにそういうことが 五年間 続きました

彼らの経験則は 腰を低くしたら相手がつけあがる だからあくまで

自分には非がなく 説明責任もないっていう態度で

通そうとしたほうがいい って教えています

これまではそうやってうまく行った

だから今回も そうする って

この推論そのものは合理的です

でも 彼らが忘れていることがある

それは 受忍限度 っていうものがあるっていうこと

ええ加減にせんかい! ってことがある

これは あなたの行っていることは間違っている

っていう正否の判断とはレベルの違う言明です

度が過ぎている

特定秘密保護法も 集団的自衛権の行使容認も

安保法制も 共謀罪も 国民多数の反対を押し切って

採択されましたが 直後に下がった内閣支持率は

その都度持ち直しました

でも 今度のは流石にそういうことは起きないだろうと思います

森友学園問題は政治的重要性という点からいえば

これまでの政策をめぐる議論に遠く及びません

でもこの 政治的重要性において劣る事案で

安倍政権は崩れると思います

それは 政権担当者たちの 態度の大きさ 

国民の受忍限度を超えたから
です



つづく


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相撲に絡めて



民放の情報番組のキャスターを務める女性は

貴乃花落選 の第一報を聞いて

あああああ

と 悲鳴をあげて見せた

彼女だけではな 同じ番組に出ているもう一人の司会者も

別の番組のキャスターも 別の局の番組にコメンテーターとして

出演している落語家も そのほか 名高い経済学者や芸人を含めた

様々な層の人々が 貴乃花親方の落選に 失望の色を隠さなかった

つまり 彼らは貴乃花親方こそが 汚れきってしまった大相撲に

改革をもたらす正義の人物だとする自分たちの見方を

視聴者にアピールし始めたのだ!


私的な見立てでは 貴乃花親方は必ずしも相撲界に改革をもたらす

正義の使者ではない 相撲への情熱と改革への思いが本物なのだとしても

それでもなお というか だからこそ 危なっかしくて見ていられない

っていうのも 思い込みの激しさと他人の話に耳を傾けない傾向は

実兄である花田虎上氏との確執が騒がれた十数年前からまるで

変わっていないし 何より 

入れあげている宗教団体の教義が怪しすぎるからだ

懇意にしている元理事(金銭問題で解任された)との関係の不透明さも気になる

ついでに言えば 貴乃花親方自身が元弟子に

暴行で訴えられている件も無視できない

つまり相撲協会の腐敗がどうだという以前に

貴乃花親方が掲げる相撲道改革物語のプロット上で

唯一無二の守護神の役割を担うことになっている

自身の資質が穴だらけなのだ

ちなみに この程度のことは 普通に相撲を見てきた

相撲ファンなら誰もが知る 常識だ

悲しいのは 最低限の知識洞察力すら備えていない人間たちが

マスコミの中枢で仕事をしていて のみならず ろくな裏取もしていない

浅い見解を 世間に向けて堂々と開陳して恥じていないことだ

相撲協会の現状すら認識できないアタマの持ち主が

日本のメディアの中枢の最も影響力の大きい場所に

ごっそり居座っていることだ

また そのコメントを疑わず 鵜呑みにして いかにも自分の意見でございます

みたいに 飲み屋で 披露する文化人気取り頭の空っぽな人

この国は 本当に 大丈夫なんだろうか?



モリカケ問題2



国民は固唾を飲んで見守っている


見通しが甘かったんだと思いますね

逮捕して 何週間か拘留して 弱ったところで

出ても メディアには何も言いません

首相夫妻にも近づきません! って約束させて

言質を取ったら出してやるくらいにのつもりでいたんだろうけれど

あの夫婦はそれを拒んだ


5ヶ月っていうことは抵抗するだけの精神力を失った廃人になっているか

復讐の鬼になっているか のどっちかです

獄死にしても 出てきて安倍夫妻を徹底告発もしても いずれにして

政権にとっては致命傷になりかねない

段取りが悪すぎたんです

値引き問題が暴露された時点で 官邸から

いずれそれなりのことをして償うから 今回だけは君が

泥をかぶってくれ って懇願して

籠池さんに沈黙を守らせ 財務省の担当者の首を切って

(こちらも)後で悪いようにしないからって密約させて

おけば話はそこで収束したかもしれない

ことがこれだけ大きくなったのは 私人に全責任を押し付け

身内は誰も処罰しなかった
っていう 不公平のせいです

一強におごって 警戒心を失い

ついをくくってしまった

検察もメディアも抑えているから誰からも文句は出ないはずだったのに

もう一年この話を引きずっています

国民は飽きるどころか 籠池夫妻は出てきたら何をいうのか?

固唾を飲んで見守っている

永遠に拘留しておくことは出来ないし 復讐鬼をメディアの前に

出すことも出来ないし。 官邸はまことに厳しい手詰まり状態に陥ってしまいました

自業自得としか言いようがありません!



plus_ 2018_02_07


GQ JAPAN 内田樹氏より